ケンペイ

デジタル大辞泉

けん‐ぺい【^▽乾餅】

読み方：けんぺい

かわかした餅(もち)。乾燥させたのし餅。

「はや—をとり散らし、掻餅(かきもち)霰餅(あられ)をきざみゐしが」〈浮・伝来記・一〉

けん‐ぺい【兼併】

読み方：けんぺい

［名］(スル)他国の土地などを自国の所有として併合すること。

「勢力強大なるものが小国を—するは当然の道理で」〈魯庵・社会百面相〉

けん‐ぺい【憲兵】

読み方：けんぺい

陸軍で、軍事警察をつかさどる兵。また、その兵科。日本では明治14年（1881）に創設され、陸軍大臣の管轄に属した。のち、しだいに権限を拡大し、一般民衆の思想取り締まりを主要任務とするようになった。第二次大戦後に解体。

けん‐ぺい【権柄】

読み方：けんぺい

［名・形動］

１ 政治上の実権。他を支配する権力。権勢。「—を執る」「—をふるう」

２ 権勢をもって人をおさえつけること。権力を笠に着て横柄に振る舞うこと。また、そのさま。

「可恐(おそろ)しく—な、家の系図を鼻にかけて」〈鏡花・眉かくしの霊〉

歴史民俗用語辞典

兼〓

読み方：ケンペイ（ｋｅｎｐｅｉ）

他人の土地などを自分の持分に加えてしまうこと。

別名 兼併

兼併

読み方：ケンペイ（ｋｅｎｐｅｉ）

他人の土地などを自分の持分に加えてしまうこと。

別名 兼〓

憲兵

読み方：ケンペイ（ｋｅｎｐｅｉ）

憲兵条例により設置された軍事警察官。

三国志小事典

建平Jian ping

	ケンペイ	県
【県侯】銚統 【県長】劉勲

隠語大辞典

ケンペイ

読み方：けんぺい

1. 人ノ悪事ヲ官ニ密告スル者ヲ云フコト。〔第一類　言語及ヒ動作之部・石川県〕
2. 同上（※「げすひき」参照）。〔第二類　人物風俗〕
3. 刑事の捜査を補助する者を云ふ。又密告者を云ふ。

分類 石川県

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