ケイスプラット【ケイスプラット】(観賞樹)
![]() |
登録番号 | 第5060号 |
登録年月日 | 1996年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイスプラット よみ:ケイスプラット |
|
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平林浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ラベンダーメイアンディナ」に「ブルームーン」を交配して育成されたものであり,花房の形は2~5輪咲,花色が明赤紫で剣弁,整形咲,微香の小輪花となる切花向きの品種である。 樹形はやや横張り,株立は普通,樹高はやや矮性である。開花枝の太さはやや細,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はやや狭,色は淡緑,数は幹の部分は多,花枝の基部及び中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は 5枚以下,本葉の長さは短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は淡緑,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さはやや薄,硬さは普通である。花房の形は 2~ 5輪咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは小輪,高さは低,花弁表側の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506),裏側は鮮赤紫(同9507)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ラベンダーメイアンディナ」と比較して,花弁表側の色が明赤紫であること,花弁一枚の形が広楕円形先端尖形であること,花の香りが強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の温室(千葉県八千代市)において,昭和61年に「ラベンダーメイアンディナ」に「ブルームーン」を交配し,その実生の中から選抜し,更に増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して平成3年に育成を完了したものである。 |
- ケイスプラットのページへのリンク