ケイスピンケル【ケイスピンケル】(観賞樹)
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登録番号 | 第6197号 |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイスピンケル よみ:ケイスピンケル |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 4月 9日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平林浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「インターライエン」に「ジェルダニラン」を交配して育成されたものであり,花房の形は房咲き(6輪以上),花は鮮ピンク色で半剣弁,整形咲き,かなり微香の小輪となる切り花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高はやや高である。開花枝の太さは中,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は青銅,数は幹の部分は中,花枝の基部は少,中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さはやや短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は房咲き(6輪以上),蕾の形は球形である。花形は整形咲き,花の大きさは小輪,高さはやや低,花弁表側の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0404),裏側の色は鮮ピンク(同0104)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は25~29枚である。花の香りはかなり微香,開花時期は普通である。 「インターライエン」と比較して,とげの数が幹の部分,花枝の基部及び中央部で少ないこと,花弁表側の色が鮮ピンクであること,花弁一枚の形が広楕円形先端尖形であること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の温室(千葉県八千代市)において,「インターライエン」に「ジェルダニラン」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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