グルーヴ オン ファイト 豪血寺一族3
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『グルーヴ オン ファイト 豪血寺一族3』(GROOVE ON FIGHT ごうけつじいちぞく スリー)はアトラスから1997年5月に発売されたアーケードゲーム。日本国外では未発売。 舞台は『2』から21年後の未来である西暦2015年という設定で、前作まで争っていたお種・お梅が歳月を経て結託し、タッグマッチ制の頭主大会を開催するというストーリー。新世代を意識した作品となっており、キャラクターデザインが一新され、お種とお梅以外のキャラクターは全て入れ替えとなった。登場キャラクターが豪血寺の血縁関係という設定は健在だが、関係が明示されているのは前作までのキャラクターの子孫であるクリス・ウェインと花小路ポプラだけである他、最終ボスのブリストルは豪血寺一族の敵対者であり血縁関係はない。シリーズ本編の時系列設定では最も未来に位置する作品。 前作に引き続きのタッグマッチ形式を採用しているが、本作では一般的なタッグ形式の格闘ゲームに準じてリーダーが先鋒になった。さらに、新たに「戦闘中に任意で交代できる」「待機中は体力が回復する」「倒れた敵や味方を飛び道具として投げつけられる」といったシステムを採用している。 新キャラクターの造形や世界観は全体的に退廃的な印象を持っている。曲に関してはジャンルの多様さはそのままだが、歌や振り付けは採用されなかった。 なお、最終ボスのブリストルはデビルサマナーという設定で、必殺技として『真・女神転生』シリーズに登場する悪魔(キャラクターデザインは金子一馬)を多数召喚する。さらに、女神転生シリーズの『女神異聞録ペルソナ』にも、登場キャラクターがこのゲームをプレイしている描写がある。 家庭用はアトラスからセガサターン版が同月に発売されている。 登場キャラクター ラリー・ライト クリス・ウェイン 花小路ポプラ(はなのこうじ ポプラ) 乙霧レミ(おとぎり れみ) ソーリス=R8000 M.A.D(マックス=アックス=ダックス) 天神橋筋六(てんじんばし すじろく) 雪上火澄(ゆきのうえ ひずみ) 豪血寺お梅&お種(ごうけつじ おうめ アンド おたね)中ボス1(リーダー)。今作では背中あわせに腰の部分を縛り、2人で一体のキャラクターとして登場する。 ファルコ中ボス1(パートナー)。 ルドルフ・ゲルトハイマー中ボス2。 デミアン・シェイド業務用ではゲルトハイマーのパートナーだが非戦闘のサブキャラクター扱い。セガサターン版で使用可能な隠しキャラクターとして追加された。 ブリストル・ウェラー最終ボス。一度倒されるとデビル形態の「ブリストルD」に変身する。セガサターン版では両形態をそれぞれ別々の隠しキャラクターとして使用可能。
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