グランドフードホール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:30 UTC 版)
2014年にはおいしいものだけを売る食のセレクトショップ「グランドフードホール」を設立。芦屋本店と六本木店を運営。主婦を中心に「グラホ」の愛称で親しまれ、扱う食料品は日本全国の「TOP OF TOP」をモットーに、「美味しくて安心できるものだけを売る」をコンセプトとし 1カテゴリーにつき最もおいしい1品だけを販売。岩城は、百貨店やスーパーのバイヤー代行の際に、良い商品であっても、弱小メーカーで安定供給できず、欠品のリスクがあるとの理由で何度も提案を退けられた経験があり、商品の良さを発信する者が存在しないとその企業はなくなってしまうという危機感からの設立であった。グループ全体で売上げ23億円の企業に育て上げる。全国の約2600社と約100社の百貨店などと取引がある。 日本中の食品を食べ比べ、自宅で使い切るまで試食を繰り返すなどして、店で売る商品を決める。美味しい商品を作っていても知られていない小さなメーカーに光を当てる。2021年3月現在の仕入れ先は約3,000社。グランドフードホールでの活動を通じ、「旬のものを選んで食べること」の大切さを確信する。 コンセプト ラベルのない『ブラインド』の状態で試食し、自分の舌で選び抜いたおいしいものしか売らない。 1ジャンルにつき、原則1銘柄しか置かない。 安心安全が大前提。 実例を挙げると、淡路島で、ワカメを小麦に練りこんで作るミネラルが豊富な「わかめ麺」を発掘。大手百貨店にも売り込み、年間12万個が売れるほどブレークさせた。
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