クロノツキー国立生物圏自然保護区とは? わかりやすく解説

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クロノツキー国立生物圏・自然保護区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 10:05 UTC 版)

カムチャツカの火山群」の記事における「クロノツキー国立生物圏・自然保護区」の解説

クロノツキー国立生物圏・自然保護区(Kronotsky State Biosphere Nature Preserve / Kronotskiy Zapovednik, ID765-001)は、クロノツカヤ山(標高 3528 m)の西側ベーリング海沿岸部存在している保護区で、面積は1,007,100 haIUCNカテゴリーIa厳正自然保護区)である。1932年国立自然保護区設定され一時的な中断はあったものの、1966年再設定された。1984年生物圏保護区にもなっている。 この保護区内にあるゲイゼル渓谷en:Valley of Geysers)は、その名の通り多数間欠泉(Geysers)からなる渓谷Valley)で、ゲイゼルナヤカルデラ内を流れるゲイゼルナヤ川に沿って広がる全長約6kmの世界最大熱水地帯一つである。2007年豪雨によってゲイゼルナヤカルデラの外輪山南東側崩壊し、ゲイゼルナヤ川に堰止湖形成された。これによって形成直後間欠泉2/3水没したが、その後水位低下している。 この保護区植物種は745種が確認されている。その中にはサハリンモミなどのような固有種16含まれている。それ以外植物としては以下のものが確認されている。 アカンテンツキ(Fimbristylis ochotensis) アツモリソウ イブキソモソモ(Poa radulaイワベンケイ エゾサワスゲCarex viridula) ヒメミズニラ(Isoetes asiatica) 動物種としてはクマトナカイなどの陸棲動物のほか、保護区内の海域に以下のような生物たちが暮らしている。 イッカク オホーツクワモンアザラシ(Phoca hispida ochotensis) ゴマフアザラシ ゼニガタアザラシPhoca vitulina stejnegeri) タラバガニ トド ハナゴンドウ ラッコ

※この「クロノツキー国立生物圏・自然保護区」の解説は、「カムチャツカの火山群」の解説の一部です。
「クロノツキー国立生物圏・自然保護区」を含む「カムチャツカの火山群」の記事については、「カムチャツカの火山群」の概要を参照ください。

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