クモハ123-2 - 4
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「国鉄123系電車」の記事における「クモハ123-2 - 4」の解説
可部線向けとして、国鉄分割民営化直前の1987年に3両が改造された。クモハ123-1や40番台と同様両端2か所に片開扉を配置しているが、側面窓の形状は上部3分の1が室内側に倒れる大形窓となった。座席はキハ54形などで採用されたバケットタイプとなっている。また、前面に排障器(スカート)が装着されている。塗装は地色が白3号で、車体下部に青20号の帯が2本入っている。改造時に第2パンタグラフを撤去し集中式冷房装置(AU75G)を取り付け、MGを70kVAのものに変更している。。このMGは485系などの食堂車の廃車発生品を再利用した。ジャンパ連結器は105系に合わせたものに交換された。パンタグラフはPS16、定員114(座席48)名。前面は種車のままの非貫通構造であったが、1993年度に貫通扉が設置された。 1993年に下関運転所(現・下関総合車両所運用検修センター)に転属。宇部線・小野田線用となった。 検査のため下関総合車両所に入場していたクモハ123-4が濃黄色一色となり、2010年5月17日に構内試運転が行われた。次いでクモハ123-2が2014年、クモハ123-3が2015年6月に濃黄色となった。なお、クモハ123-3はクモハ123-5と同じく塗装変更時に運賃表示器を液晶画面に換装されている。
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