クサセンリ【クサセンリ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10255号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | しば | |
登録品種の名称及びその読み | クサセンリ よみ:クサセンリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 学校法人東海大学 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区富ヶ谷2丁目28番4号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 福岡壽夫、村田達郎、八谷寿、池邨信彦、續省三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、沖縄県から収集した野生種に熊本県阿蘇から収集した野生種を種間交雑して育成されたものであり、出穂茎の長さが長、葉長が極長で幅はかなり広、緑化の早晩がかなり早、越冬性が良、耐干性がかなり強、シバ銹病抵抗性が強い芝生向きの品種である。草型は中間、出穂茎の太さは中、長さは長、ほふく茎の密度は密、太さは太である。葉長は極長、幅はかなり広、色はやや淡、穂長は長、小穂数は中、種子重はやや軽である。初期生育、春の草勢及び秋の草勢はかなり良、出穂始及び穂数は中、緑化の早晩はかなり早、紅葉の早晩はかなり晩、越冬の良否は良、越夏の良否はかなり良である。耐干性はかなり強、シバ銹病抵抗性は強である。「Meyer」及び「みやこ」と比較して、ほふく茎の密度が密であること、紅葉の早晩が晩いこと、シバ銹病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に九州東海大学農学部試験ほ場(熊本県阿蘇郡長陽村)において、沖縄県から収集した野生種と熊本県阿蘇から収集した野生種の種間交雑を行い、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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