カントン制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 04:22 UTC 版)
カントン制度 (Kantonssystem) とは、18世紀プロイセン王国における軍事制度である。徴兵区制度、連隊区制度などと訳され、一種の選抜徴兵制であると説明されている。フリードリヒ・ヴィルヘルム1世によりつくられた。厳密には後述する3つの要素の1番目のみを指すが、一般にはこれらをまとめてカントン制度と呼ぶ。「第5の列強」軍事大国プロイセンの人的基盤を形成した。なおカントンとは、州や郡のような行政区画、あるいはその区割りのことを意味する。
- 1 カントン制度とは
- 2 カントン制度の概要
- 3 参考文献
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