カトリックの聖ブラジウス教区教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/02 18:17 UTC 版)
「オーベルンフェルト」の記事における「カトリックの聖ブラジウス教区教会」の解説
オーベルンフェルトの目印である教区教会は建築様式が不揃いで、過去に何度も改築が行われてきたことを示している。1629年に全長 14 m、全幅 7.5 m で建設された長堂は、1721年に 2 m 高さが嵩上げされ、ヴォールトが設けられた。さらに教会は、1914年建造の翼廊と1448年に建造されたゴシック様式の先代教会の遺構である教会塔からなる。高さ 50 m の塔上部は1662年にやはり増築されたものである。教会の南入口に、ヒルデスハイムの彫刻家ヨハネス・ジュセマンが1738年に創ったキリスト像のコピーが置かれている。バロック時代のリブ・ヴォールトは、ウンターアイヒスフェルト地方で典型的に採られたゴシック様式に改造された1912年から1914年にかけて長堂の拡張が行われ、これにより全長は 16 m、全幅は 13 m となった。この教会のバロック装飾は地元の彫刻家によって完成された。ドゥーダーシュタットのエルンスト・メルテンは1728年から1733年に本祭壇と脇祭壇を製作した。ヤーコプ・シュヴェトハイムは1759年にロココ装飾が豊かな説教壇を製作した。1771年に洗礼盤が、1785年に告解場が創られた。この両者はドゥーダーシュタットのヘルヴィヒ親方によるものである。1914年製のステンドグラスは、それ以前にドゥーダーシュタットの聖キリアクス教会を手がけたハノーファーのフーベルト・ヘンニングが制作した。
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