カトリックの聖コスマス=ダーミアン教区教会
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「ビルスハウゼン」の記事における「カトリックの聖コスマス=ダーミアン教区教会」の解説
現在のビルスハウゼンの教会は、七年戦争以前に破壊された旧教区教会の後継建造物として建設された。新しい基礎は1780年までに完成し、その後1783年までにその上に新しい建物が建てられた。ネッセルレーデンの建築家ヨハン・ブルヒャルトは多角形の内陣室を持つ単廊式のホール建築を建造した。現存するゴシック様式の教会塔は1515年に新築され、用いられるようになった。装飾が施された窓の要石や北側および南側の入口は、Lisene (壁を飾る薄い付柱)を施されたブンテル砂岩製教会外壁の構成要素である。外壁は、渦巻き文様、花型文様、組み合わされたリボン文様や柱頭などにより装飾されている。教会内部は古典主義様式が優勢である。その例としては、卵鏃文様、真珠文様、歯状文様のフリーズといったアンティーク装飾の付柱のコルニスがある。漆喰装飾を施された横断アーチの萌芽も見られる。教会空間の基部には、白 - 金で彩色された3階建ての後期バロック様式の主祭壇がある。1985年から元々ビルスハウゼンにあったものと置き換えられた祭壇画はリンダウの教区教会に由来するものである。内陣後壁の丸窓には聖三位一体像と光輪が描かれている。
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