カタルーニャ州での活動
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「シウダダノス」の記事における「カタルーニャ州での活動」の解説
結党後初の選挙は、2006年11月1日に投開票が行われた2006年カタルーニャ州議会選挙(英語版)である。シウダダノスは全体得票数の約3%となる89,840票を獲得し、リベラ、法曹のホセ・ドミンゴ・ドミンゴ(スペイン語版)、ロブレスの計3人が議席を得た。選挙運動の際には公衆の目を引き付けるために、党首のリベラ(当時26歳)が股間を両手で隠した全裸の状態で選挙ポスターに登場したが、男前でセクシーな裸体の写真をばらまく宣伝手法に不快感を示す有権者もいた。 2007年5月27日の地方自治体選挙では、カタルーニャ州の4県以外にバレンシア州アリカンテ県とカスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県でも候補者を出した。カタルーニャ州内の自治体で獲得した議席数は予想を下回る13議席にとどまり、他州では議席を獲得できなかった。6月30日と7月1日には第2回党大会を開催した。2008年3月9日のスペイン議会総選挙では連合・進歩・民主主義(UPyD)に対して選挙協力を申し出たが、連合・進歩・民主主義はシウダダノスの申し出を拒否した。全体得票数の0.2%となる46,313票を獲得したが、スペイン国会下院で議席を確保することはできなかった。 2009年5月、シウダダノスは1か月後の欧州議会選挙でデクラン・ガンリー(英語版)の政党リベルタス(英語版)と選挙連合を組むことを発表した。シウダダノスのメンバーによれば、この選挙協定前の交渉はリベラ自身が直々に内密に行ったという。リベラ以外の欧州議会議員2人と党の重要な役職はリベラの指導力の及ばない位置にある。国家主義者と超国家主義者によって設立された汎ヨーロッパ的な組織との選挙協力は懸念を巻き起こした。6月7日の欧州議会議員選挙では0.1%となる22,903票を獲得したが、議席を獲得することはできなかった。 2010年11月28日のカタルーニャ州議会選挙(英語版)では3.4%の得票を獲得し、前回と同じく3議席を得た。カタルーニャ独立主義者の増加の結果として、その反対者であるシウダダノスも成長を続けている。2012年11月25日のカタルーニャ州議会選挙(英語版)では、得票率を2年前の2倍以上の7.6%に増やして9議席を得たが、このうち8議席はバルセロナ県選挙区で得たものだった。集中と統一(CiU)、カタルーニャ社会主義者党(英語版)(PSC)、カタルーニャ共和主義左翼(ERC)、カタルーニャ国民党(英語版)(PPC)、カタルーニャ緑のイニシアティヴ(英語版)-カタルーニャ統一左翼・アルテルナティーバ(英語版)(ICV-EUiA)に次ぐ第6党となった。
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