カタルーニャ版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 15:19 UTC 版)
バルセロナのカタルーニャ美術館のバージョンはオリジナルと同様に『鏡の前の女性』と呼ばれており、ルーヴル版と比較して、サイズがわずかに縮小されている。制作年はルーヴル版よりも遅い「1515年以降」とされている。カタルーニャの政治家でありコレクターのフランセスク・カンボ(英語版)が死去した1947年に遺贈された。絵画は特に女性と男性のポーズがルーヴル版とほぼ同じであり、プラハ版とは対照的に鏡は凸面を保持している。ディテールにいくつかの違いがあり、スカーフや、男性の服、女性のドレスの色が変更されている。またプラハ版と同様に欄干の上に櫛が置かれている。
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