オール・ザ・ニュー・アイアンマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:03 UTC 版)
「ウォーマシン (マーベル・コミック)」の記事における「オール・ザ・ニュー・アイアンマン」の解説
ローズは、スタークがスターク社の問題と私生活で混乱したことからアルコール依存症を再発させ、マグマに敗れた後、初めてアイアンマンのアーマーを身につけ、マグマを倒した。 ローズとスターク社の科学者モーリー・アーウィンはスタークの技術を完全には理解していなかったが、時間が経つにつれて、2人はスタークがローズに“アイアンマン”を継ぐように願ったことを十分理解すると、スターク社を退職。スタークの技術をオバディア・ステインやS.H.I.E.L.D.から保護した。アーウィンの技術サポートを受けてアイアンマンのアーマーを装着したローズはアイアンマンとなり、マンダリン、サンダーボール、ゾディアック、ラジオアクティブマンなどのヴィランと戦い、“シークレット・ウォーズ”にも身を投じて、“ウェスト・コースト・アベンジャーズ”の創立メンバーとなった。 やがてローズは、アーウィンと彼の姉妹であるクリテムネストラ・アーウィン博士との共同で、カリフォルニアに新しい電子機器会社の拠点を設立することを計画。ローズは引き受けた傭兵の仕事での報酬をアーマーの維持や会社運営に提供し、アルコール依存症から回復したスタークが3人に加わったことで、“サーキッツ・マクシムス”という会社を設立した。 だがローズは、アーマーのヘルメットがスタークの脳波に合わせて調整されていたことから頭痛を発症しただけでなく、攻撃的になってしまうほど精神的に不安定な状態に陥ってしまい、自身を助けようとするスタークに対し、彼が自分からアーマーを取り戻そうとしていると思い込んで妄想と憎しみを抱え込んだ。 バイブロとの戦いでローズは、敵を捕まえるために暴れ回ってしまい、彼の怒りを沈めようとしたスタークによって、新しいテストベッドアーマーを着用することを余儀なくされた。これを受けて、スタークからクリント・バートン/ホークアイとバーバラ・モース/モッキンバードにローズのアベンジャーズ辞任が伝えられ、ローズはヘンリー・ピム博士に頭痛を治すために助けを求めた。ピムによってマイケル・トゥーヤングメン博士の下に送られたローズは、異次元の“ゴージ”を旅することで頭痛を癒し、自分はアーマーを装着するに値しないと罪悪感を覚えた。 ようやく落ち着いたローズは、次元外のエネルギー体“オムノス”によって力を与えられた自身のテストベッドアーマーが手元に戻り、これを使用してスタークと共にアイアンマンとしての活動を再開した。だがステインがサーキッツ・マクシムスに送った爆弾でローズは負傷し、アーウィンも殺害されてしまった。しかし、新しく完成させた“シルバーセンチュリオン”を装着したスタークの活躍でステインは敗れた。 スタークが新たに設立した“スターク・エンタープライズ”に加入したローズは、建設中だったスターク社の宇宙ステーションが“A.I.M.”に攻撃された時、もう一度アイアンマン・アーマーを身に着けて出動した。 しかし、シャトルの爆発でアーマーが損傷したローズは、スタークに救われたものの、大気圏再突入時に重度の火傷を負った。回復したローズは、スタークと共にマンダリンと協力して、“フィン・ファン・フーム”に立ち向かうなど、スタークを支援していく中で重要な役割を果たし続けていった。
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