オープンまでの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:14 UTC 版)
父が運営していた文房具店が2006年に東京進出の足掛かりとして株式会社ほたかを買収し、その後父に「その会社の経営をやってみないか」と持ちかけられ、2007年に後にカキモリのオーナーとなる広瀬琢磨が株式会社ほたかに入社した。 文房具業界はEC化が進んでおり、既存のECサイトには勝てないと踏み、専門性を絞った実店舗の業態を取ることにした。その後、未来への価値という視点で文房具屋の業態を考える際に、今のデジタル化の時代にこそ手書きが必要だと思い、書くきっかけをつくるお店をやることにした。 そして2010年10月30日にプレオープンし、11月23日に、国際通りの蔵前交差点付近(東京都台東区蔵前4丁目20-12、現在は化粧品店の「kako -家香-」)に店をグランドオープンした。蔵前に出店した理由について広瀬は「通りが広くてゆったりとしており、浅草と違って観光客はいないが家賃が安かった」と語っている。 店名の由来は「書人」の当て字となっており、アートディレクターの関宙明が提案した複数のロゴ案の中で広瀬が決定した。この他にも関はカキモリのロゴも作っている。
※この「オープンまでの経緯」の解説は、「カキモリ」の解説の一部です。
「オープンまでの経緯」を含む「カキモリ」の記事については、「カキモリ」の概要を参照ください。
- オープンまでの経緯のページへのリンク