オートザム・レビュー
車名のレビューはフランス語で雑誌、軽演劇のことである。躍動感、元気のよさ、レビューなどを連想、イメージさせる言葉で、乗る人の人生を華やかに彩ることを願って命名したもの。90年9月に発売し、99年5月まで生産したが、モデルチェンジなしの1代限りのクルマだった。
その特徴はスタイルにあった。全体に丸みを帯びた、かわいらしい形は、いかにも女性好みだった。リヤデッキは短く、2.5ボックスと称した。ホイールベースは2390mmで、全長3800mm、全幅1695mmというサイズは、初心者の女性にも扱いやすかった。エンジンは1.3Lと1.5LでFF車。4ドア、キャンバストップ仕様もあった。
93年9月、エアコンを新冷媒化し1300Sを除いて標準装備、パワーウインドウ、パワードアロックなども標準設定とした。さらに96年1月、全車に運転席SRSエアバッグを採用、オプションとしてビスカスLSDを加えたが、それから3年余で市場から消えた。
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