オロッコの人権と文化を守る会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オロッコの人権と文化を守る会の意味・解説 

オロッコの人権と文化を守る会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/29 08:22 UTC 版)

オロッコの人権と文化を守る会(オロッコのじんけんとぶんかをまもるかい)は、かつて日本領だった北緯50度以南の樺太(サハリン)に住んでいた先住民族のウィルタ(オロッコ)の人権と文化を守るために結成された日本の団体。1975年昭和50年)、ウィルタ族のダーヒンニェニ・ゲンダーヌ(北川源太郎)による日本政府告発をきっかけに結成された(当時の会長は網走市会議員窪田茂人)。


注釈

  1. ^ 「戦犯者」とされたのは、不明者数名を除くとウィルタ31名(うち16人は抑留中に死亡)、ニブヒ16名(うち9人が抑留中に死亡)、サンダーが2名であった[1]
  2. ^ ゲンダーヌの姉とその家族は、日本人として生きる道を選んだ。1984年7月8日、ダーヒンニェニ・ゲンダーヌが死去し、2007年12月16日には北川アイ子も死去して、自らウィルタのアイデンティティを表明していた人間は日本ではいなくなってしまった[1][8]

出典



「オロッコの人権と文化を守る会」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  オロッコの人権と文化を守る会のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オロッコの人権と文化を守る会」の関連用語

オロッコの人権と文化を守る会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オロッコの人権と文化を守る会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオロッコの人権と文化を守る会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS