オリジナルの日記とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > オリジナルの日記の意味・解説 

オリジナルの日記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 10:12 UTC 版)

虜人日記」の記事における「オリジナルの日記」の解説

オリジナルとなる小松真一日記は、「漂流する椰子の実」(第1巻)、「密林彷徨」(第2巻)「虜人日記」(第34巻からなる4冊の日記と5冊の画集、計9冊で構成される。 これらのノート手製和綴じで、表紙梱包クラフト紙、中はタイプ用紙和綴じの糸はカンバスベッドのカンバスをほぐして作ったものが使われた。日記鉛筆書かれ、絵は鉛筆スケッチの上マラリアであるアテブリン錠を溶いたもの(黄色)、マーキュロクロム液(赤)などで彩色されていた。序章で「(略)幸か不幸かレイテ仲間から唯一引き抜かれて、ルソン島に連れて来られ誰一人知った人のいないオードネルの労働キャンプ投げ込まれた。話相手がないので、毎日仕事から帰って日が暮れるまでの短い時間利用して記憶呼び起こして書き連ねたのである。」と記したことから、小松はこの日記をオードネル収容所移され1946年昭和21年4月以降書きそれ以前記録については、自身記憶軍隊手帳等に書かれメモを基に日記書いた推測される。 そして、小松はこの日記骨壺隠して日本持ち帰った。オリジナルの日記は、以後銀行金庫に約30年間眠ることとなった

※この「オリジナルの日記」の解説は、「虜人日記」の解説の一部です。
「オリジナルの日記」を含む「虜人日記」の記事については、「虜人日記」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「オリジナルの日記」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オリジナルの日記」の関連用語

オリジナルの日記のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オリジナルの日記のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの虜人日記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS