オペレーション・グレートウォール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 11:17 UTC 版)
「GODZILLA (アニメ映画)」の記事における「オペレーション・グレートウォール」の解説
2043年前半から行われた、ユーラシア大陸・ヒマラヤ山脈付近の平野部のプレート境界断層で地殻を動かして幅1km、深さ800m、総延長10000kmの巨大断層を造り出し、ゴジラを生き埋めにして侵攻を阻止するという計画。その詳細はナノマシン群を地球の地下深くへ浸透させた後、2000発の戦略核を一斉爆発させた際の熱量を餌としてナノマシンを目覚めさせ、地殻そのものを一種の自律生命体に変化させるというもの。中国奥地からペルシャ湾に至る広大な範囲で作戦は行われ、ビルサルドのドリルビッドが使用される場所もあったが、機材不足で手作業せざるを得ない場所も多く、人員不足から作業音で目覚めた怪獣の対処も工兵たちが自分で行わなければならなかった。2045年、ゴジラの移動速度が想定を上回ったために遠隔装置の設置や住民の撤退が済まないうちに作戦が決行され、人的にも多大な被害が出た。実行前ではヒマラヤ山脈の多くの峰は崩壊して周辺の動植物は全滅に近い被害を受け、ユーラシアプレート付近では今後1世紀以上に渡ってマグニチュード9クラスの地震の頻発や世界各地での火山活動活発化も懸念されていた。この作戦によりゴジラはヒマラヤ山脈そのものに押し潰されて生き埋めにされるが、ゴジラはそれからわずか1年後にプレートを熱線で破壊して復活を遂げる。加えてヒマラヤはゴジラの発する高熱でマグマ溜まりが生まれて火山化しており、その復活に伴って発生した噴火の影響による日照量の低下を招いている。
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