エンドレスナイトマガジン
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「エンドレスナイト」の記事における「エンドレスナイトマガジン」の解説
番組が定着してきた1986年(昭和61年)春、番組の舞台裏の紹介とエンドレスギャルズのグラビア等で構成された「エンドレスナイトマガジン(通称エンマガ)」が創刊された。番組スタッフが中心となって編集されるこの本は、ギャルズが替わる毎、半年に一回(春、秋)出版された。創刊号は一般書店の販売ではなく、通信販売と番組が指定した日時と場所での手売り販売を行った。当初の発行部数は1万部。しかし反響が大きく、増刷を重ね、最終的には2万6000部を完売した。 この結果を受けて、第2号からは一般書籍と同じ販売ルートに乗せ(番組内で「東販・日販・大阪屋」のフレーズで取扱取次を紹介していた)、全国の書店で販売されるようになった。ただし「マガジン」と名が付くものの、雑誌ではなく一般書籍の扱いであった。関西テレビはISBNを取得し、放送局の番組外収入の要である出版部門を拡充した。一般書店でも人気は上々で、1987年5月に発売された第3号は、4万5000部を完売。関西地方のベストセラーランキングでは3週連続で第1位を記録し、さらに全国ランキングでも2位に輝いた。その後も発売される度に大手取次や大型書店が発表するベストセラーランキングの1位を記録。テレビ業界のみならず、出版業界からも番組の存在が注目された。 「エンマガ」は放送200回記念に出版された増刊号と合わせ、通算10号発売された。なお絶版となってはいるが、東京都千代田区永田町一丁目の国立国会図書館、また大阪市西区北堀江四丁目の大阪市立中央図書館で閲覧する事が可能である(いずれも欠号あり)。
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