エンジンとシャシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:55 UTC 版)
「フェラーリ・ポルトフィーノ」の記事における「エンジンとシャシー」の解説
FR、V型8気筒、2+2、クーペカブリオレは先代モデルから踏襲。シャシーは新設計され、デザインはフェラーリデザインセンターが担当。横方向に延ばされたLEDヘッドライトと左右両端まで延ばされたラジエターグリルが相まって、ワイド&ロ―が強調されている。ヘッドライトの外側のエッジにはフロントのホイールアーチを経て側面に沿って気流を排出し、ドラッグを軽減するエアインテークが内蔵。またクーペカブリオレでありながら、前例のないツーボックスファストバックスタイルが採用されている。 エンジンはカリフォルニアTのエンジンをベースにしているものの、ピストンとコンロッドは新型。エアテークシステムの設計やエンジン制御ソフトウェアの見直しにより、先代モデルの最高出力560ps、最大トルク77kgmの比で、パワーは40ps、トルクは0.5kgm高められ、600ps/7500rpm、最大トルク77.5kgm/3000-5250rpmを発揮する。これにより0-100km/h加速が3.5秒と、先代モデルの3.6秒から、0.1秒短縮。最高速は316km/hから320km/h以上にアップした。 環境対策にも気を配り、アイドリングストップをはじめとする「HELE」システムを装備し、パワーアップをしながらも欧州複合モード燃費は9.5km/リットルを維持。CO2排出量は先代モデルの250g/kmから245g/kmに削減されている。
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