イタリアのナショナルチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:09 UTC 版)
「フェラーリ」の記事における「イタリアのナショナルチーム」の解説
1947年の創業以来、フォーミュラカーレース(F1・F2)、スポーツカーレース(プロトタイプ・GT)など様々なカテゴリーに幅広く参戦しており、数多くの勝利を獲得している。イタリアのナショナルカラーの赤がチームカラーとなっているなど、イタリアのナショナルチーム的存在である。 特に、F1世界選手権では1950年の選手権初年度から唯一参戦を続けているチームであり、これまでに史上最多となる16度のコンストラクターズチャンピオンを獲得している。かつ数少ないエンジンとシャシー両方を製作するコンストラクターであることから、強い発言力を持つとされる。 スポーツカー世界選手権では1950年代から1960年代にかけて一時代を築き、ジャガーやフォード、ポルシェやマセラティと覇権を争ったほか、「ミッレミリア」 や「タルガ・フローリオ」、「ル・マン24時間レース」や「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」などのレースで数多くの優勝を飾っている。 また、ワークス参戦するだけではなく、創業当時からマルゾット兄弟率いる「スクーデリア・マルゾット」やアルフォンソ・デ・ポルターゴ侯爵、ブルーノ・ステルツィ伯爵やポルフィリオ・ルビロサのようなプライベートでレースに参戦する貴族や大富豪、また「ノースアメリカン・レーシングチーム(N.A.R.T.)」や「シャルル・ポッツィ」、「エキュリー・フランコルシャン」や「クレパルディ」、「ベランカアウト」などのディーラーチームにマシンを供給していた。
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