エンザンリリアスエンジェルスマイル【エンザンリリアスエンジェルスマイル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9619号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンザンリリアスエンジェルスマイル よみ:エンザンリリアスエンジェルスマイル | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「レディー ミニ エクボ」に「エンザン ファンタジー ピンク パフ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に濃紫ピンク色のぼかし及び条線、リップは正三角形で淡緑黄の地色に濃紫赤色の斑点及び楔が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は円形、高さは 31~60㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は30~60度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑である。咲き型は部分抱え平咲き、花の横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパルの正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は狭長方形、先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形、先端の形は鋭形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルが淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)の地色に濃紫ピンク(同9713)のぼかし及び条線が入る、リップは淡緑黄(同2702)の地色に濃紫赤(同9709)の斑点及び楔が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。「ヒロシマ レディー ソフィア」と比較して、ペタル正面の形が狭長方形であること、ドーサル・セパルの内側の地色が淡紫ピンク(同9702)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「レディー ミニ エクボ」に「エンザン ファンタジー ピンク パフ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ムコウヤマ MQ461」、出願公表時の名称は「エンザンリリアスエンジェルキッス」であった。 |
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