エモーションクィーン【エモーションクィーン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11295号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | エモーションクィーン よみ:エモーションクィーン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | 第一園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区渋谷一丁目1番4号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼松功一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「エモーション」の枝変わりであり、花は鮮紫ピンクの地色に鮮赤味紫色の条及び覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや太、硬さは剛、折れの難易は難、中央部の色は灰緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中上部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、複色模様色は鮮赤味紫(同8906)、色彩模様は条及び覆輪、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。「エモーション」及び「ダイハーモ」と比較して、花の地色が鮮紫ピンクであること、複色模様色が鮮赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の温室(静岡県駿東郡小山町)において、「エモーション」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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