エメレンツィア関係者
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「護くんに女神の祝福を!」の記事における「エメレンツィア関係者」の解説
Johan Deiter Rudiger(ヨハン・ディーター・リューディガー) 声 - 子安武人 別名<プロイセンの魔王>。 自らの研究である「原初への帰還」を完成させるために絢子を必要とし、護から奪うためにドイツからやってきたビアトリス研究者。先天的な才能は絢子が世界一だが、絢子と引き分ける実力を持ち絢子やガーティをしのぐ最強の使い手で世界で3指に入るビアトリス使い。護と出会う以前の絢子のように自らの絶対性を過信しており、他者に対して睥睨した態度をとり敵対する者は徹底的にいたぶり叩き潰す「絶対王者」のような男だが、義妹であるエメレンツィアに対する信頼や愛情はある。世のビアトリスはすべて彼の前にひれ伏すとも言われ、絢子もまた自らのビアトリスを共鳴させられて、心を乱されることとなる。 冷静沈着に見える一方で、短編では義妹がとある出来事からコギャルファッションをし、英国の新聞にも載っているのを見たときは「可愛い義妹がなぜこんな姿に」と非常に心を乱し、護に対して八つ当たりで怒り狂っていた。 12巻ではビアトリスに対する考え方の相違から、絢子をめぐる恋のライバルとしての最後の意地から破壊されたアド・アストラ=ビアトリスの意思に守られた護と決闘することとなる。 小笠原ジロー 声 - 前田俊文 来日すぐのエメレンツィアにちょっかいを出してノされた後、その強さに感服してほぼ勝手に彼女の舎弟となったチンピラ。エメレンツィアを「姐御」と慕い、舎弟として彼女の意に沿うよう行動する青年。 一方で絢子に対しては、かつて銀行強盗を邪魔された逆恨みから、復讐心を燃やしていた。そのため、当初のエメレンツィアによる絢子襲撃計画に、意欲を持って参加している。しかし、それでさらに痛い目を見た上、エメレンツィアと共に絢子の真の凄まじさに触れた事に端を発して、もはや復讐心などカケラも失せてしまい、ただ絢子を怖れまくっている。 舎弟とはいえ、一応エメレンツィアよりも年上であるため、彼女が迷いを見せるときには、その立場から思わぬ助言をする事もある。 3人兄弟の次男で、番外編3巻で初めて苗字が「小笠原」である事が明かされた。 小笠原サブロー 声 - 北沢力 ジローの弟。兄と共に同様の経緯を辿り、エメレンツィアの舎弟2号となった男。同様の経緯で絢子に怖れを抱いている。エメレンツィアに対しては、舎弟としての尊敬と、届くことの無いかすかな恋心を抱いている。 小笠原イチロー ジローサブロー兄弟の兄。かつて絢子が阻止した銀行強盗の主犯。エメレンツィアのおかげで兄弟が更生できたことを心から喜んだ。しかし、絢子への逆恨みは変わらず、とんでもない騒動を巻き起こし、絢子に返り討ちに遭った。その際に自分も弟たちと同じようにきちんと更生する事を誓うことになる。
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