エスペランサ ビオレータ【エスペランサ ビオレータ】(食用作物)
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登録番号 | 第5548号 |
登録年月日 | 1997年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | エスペランサ ビオレータ よみ:エスペランサ ビオレータ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | 十勝農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 北海道帯広市西3条南7丁目14番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 不破秀明 鈴木裕志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,北海道農業試験場から入手した野生種(品種不詳)の自然結果種子に「インカの星」を交配した中から選抜,育成された固定品種であり,花の数は極多,花の大きさはやや大,花色は鮮青味紫,いもの形が長楕円形,皮色は黄褐で目周囲と斑紋状に淡赤が入る観賞用品種である。 叢性はやや直立型,個重型・個数型の別は個重型,幼芽の色は赤紫,太さはやや太,茎の長さは短,太さは中,茎翼は波,茎色は緑で赤紫の斑紋が入り,分枝数は多である。萌芽時の葉色は紫,葉色は濃緑,頂小葉の形はやや細,大きさはやや小,小葉の形は中間,大きさは小である。花の数は極多,がくの色は帯赤,花の大きさはやや大,花冠の形はやや鈍角,花色は鮮青味紫(JHSカラーチャート8306),葯の色は黄,葯群の形は正常,花柱の長短は高である。ふく枝の長さは極長,いもの長短は極長,形は長楕円形,皮色は黄褐で目周囲及び斑紋に淡赤が入る,表皮の粗滑は中,目の数は極多,深浅は極深,肉色は白である。 「ワセシロ」と比較して,花の数が多いこと,花色が鮮青味紫であること,いもの長短が長いこと,目の数が多いこと等で,「インカの星」と比較して,茎の長さが短いこと,花の数が多いこと,がくの色が帯赤であること,花色が鮮青味紫であること,いもの長短が長いこと,目の数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に北海道農業試験場から入手した野生種(品種不詳)の自然結果種子を出願者の温室(北海道帯広市)で栽培し,2年にその選抜個体に「インカの星」を交配,その中から選抜,育成された固定品種であり,4年にその特性を確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「エスペランサ ビオラ」であった。 |
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