ウ離島とは? わかりやすく解説

ウ離島

読み方:ウバナリジマ(ubanarijima)

琉球列島一部先島諸島八重山群島属す東シナ海無人島

所在 沖縄県八重山郡竹富町

別名 青島(アオシマ)

位置・形状 西表島沖合

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

ウ離島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 06:54 UTC 版)

ウ離島

2012年撮影
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本沖縄県八重山郡竹富町
所在海域 東シナ海
所属諸島 八重山諸島
座標 北緯24度22分01秒 東経123度56分34秒 / 北緯24.36694度 東経123.94278度 / 24.36694; 123.94278
面積 0.05 km²
海岸線長 1 km
最高標高 17 m
ウ離島
ウ離島 (八重山列島)
ウ離島
ウ離島 (沖縄県)
ウ離島
ウ離島 (日本)
プロジェクト 地形
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ウ離島(ウばなりじま)は、八重山列島西表島の北北東の沖合にある無人島である。地籍上は、沖縄県八重山郡竹富町高那の一部[1]

概要

北北東から南南西の方向に400mにわたって伸びる一方、幅は100-200mと細長い。全体が岩山のようになっている[1]

地元では青島(あおしま)[2][3]、アウ、アウシマ、アウジマ[4]と呼ばれる。かつては「あふ離」と書かれ、地元ではアウ島と呼んでいた。アウ離島青離とした記録もあることから、冒頭の「ア」が後に脱落した可能性が高い[1]。また、新城島からは三線を横にしたような形に見えることから、サンシンヤマとも呼ばれる[4]

地質的には古第三紀緑色火山岩が主だが、南端には古第三紀緑色片岩もある。第二次世界大戦後、西表島や竹富島の住民が耕作やヤギ放牧を行なっていたが、現在は荒地となっている[1]

この島と東方の小浜島との間のヨナラ水道は、オニイトマキエイ(マンタ)が遊泳する海域として知られる[1]

2013年9月に中国企業への売却話があったとされるが[2]、実際には売却に至らず、2020年5月時点で5億円で販売されていた[5]

脚注

  1. ^ a b c d e 日本歴史地名大系(オンライン版) ジャパンナレッジ(『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)
  2. ^ a b 尖閣防衛の要衝 西表島近くの無人島を中国企業が購入打診」『週刊ポスト』2013年10月4日号、2013年9月20日。2013年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  3. ^ ウ離島とは - 島嶼名辞典 Weblio辞書
  4. ^ a b 『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』第2版、2004年7月、財団法人日本離島センター、ISBN 4931230229 p.1294
  5. ^ いま買える日本の無人島9選、古典に登場する島や白浜の楽園も」『週刊ポスト』2020年5月1日号、2020年5月1日。2020年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。

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