ウルティマ 恐怖のエクソダス
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「ウルティマ」の記事における「ウルティマ 恐怖のエクソダス」の解説
1987年10月9日、"Ultima III"の移植版としてポニー(PONICAブランド)よりファミリーコンピュータ(ファミコン)用として発売。翌1988年にはMSX2用ROMカートリッジ版も発売された。 シナリオについては秋元康が監修・アレンジ、音楽は後藤次利が手掛けている。 当時、ファミコンでは『ドラゴンクエストII』の大ヒットによってRPGがブームとなり、各社からRPGソフトが次々と発売されていったが、本作もそのRPGブームのさなかで発売された。ファミコンのRPGで4人パーティ制やキャラクターメイキングのシステムが取り入れられたのは本作が初であった。 また、本作にはイメージソング『ハートの磁石』を歌った日髙のり子が町の中でゲスト出演している(この曲名はオリジナルアイテムの名にも使われ、入手には日高が関わる)。 上記オリジナルアイテムの採用、ドラゴンクエストシリーズなどと同様のマルチウィンドウシステムが採用されている、などの違いはあるものの、比較的忠実な移植ではある。ただし秋元康の監修により、セーブする店の名称が「セーブデパート」になっていたり、会話メッセージがウルティマの世界観にそぐわない台詞にほとんど書き直されているなど、テキストについては大幅な改変がなされている。キャラクターの種族や職業についても日本語に言い換えられており、性別は職業によって固定されている。 また、エンディングの演出も変更されており、ラスボスを倒して崩壊する城から脱出するとそのままエンディングロールになって終了する。
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