インディーでの活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/15 00:02 UTC 版)
「ブルートーンズ」の記事における「インディーでの活動」の解説
2003年4月に両A面シングル「Fast Boy/Liquid Lips」(全英25位)、同年5月に4thアルバム『Luxembourg』(全英49位)を自主レーベルから発表。マークが「これまでの僕達の作品とはまったく異なる」と語った通り、それまでバンドが多用してきたアコギを一切使用せず、パンク・ロックやガレージロック、ニュー・ウェイヴに強く影響を受けたアルバムだった。またシングルカットされた「Never Going Nowhere」は全英チャートでは最後のトップ40入りを記録した。 しばらくバンドは充電期間をおいた後、2005年11月にEP「Serenity Now」を自主リリースして活動を再開。それと前後してインディーレーベルのクッキング・ヴァイナルと契約を結ぶ。 2006年2月、マーク・モリスが「The Fi-Lo Beddow EP」をリリース。これ以後もマークはバンドと並行してソロ活動を行うようになっていく。また同年3月、それまでのバンドのシングル曲を集めた3枚組ベストアルバム『A Rough Outline: The Singles & B-Sides 95–03』(全英156位)を発表している。 2006年9月に先行シングル「My Neighbour's House」(全英68位)、同年10月に5thアルバム『The Bluetones』を発表。アルバムからはさらに「Head on a Spike」、「Surrendered」がシングルカットされた。また2007年3月、ブリティッシュ・アンセムズに出演するために来日を果たした。 2007年には『BBC Radio Sessions』、ライブ・アルバム『Once Upon a Time in West Twelve』とそのDVD『Beat About The Bush』、デビュー前のデモ音源集『The Early Garage Years』、それまでのミュージック・ビデオなどをまとめたDVD『Blue Movies』など、レコード会社主導で数多くの編集盤がリリースされた。 2008年5月、マークがソロ・アルバム『Memory Muscle』を発表。アルバムには自作の新曲群のほかに、「The Fi-Lo Beddow EP」の再録バージョンやティーンエイジ・ファンクラブの「Alcoholiday」のカバーなどが収められている。また同年12月には、ブルートーンズとして『Expecting to Fly』を全曲演奏するツアーを行った。 2010年5月、これまでで最も長いブランクとなる3年半ぶりに、6枚目のスタジオ・アルバム『A New Athens』を発表。メンバーにとっても自信作だったがセールス的に成功を収めるまでには至らず、図らずも本作がラストアルバムとなってしまった。
※この「インディーでの活動」の解説は、「ブルートーンズ」の解説の一部です。
「インディーでの活動」を含む「ブルートーンズ」の記事については、「ブルートーンズ」の概要を参照ください。
- インディーでの活動のページへのリンク