伊予姫【イヨヒメ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9653号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | 伊予姫 よみ:イヨヒメ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 1月 17日 | |
品種登録者の名称 | 日泉化学株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛媛県新居浜市西原町2丁目4番地34号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 渡邉正支、木村龍之、瀬口修二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「とちおとめ」に(「章姫」×「女峰」)の選抜系統を交配して育成されたものであり、果実は円錘形でやや小さく、果皮色が濃赤の促成栽培向きの品種である。草姿は立性、草勢は中、草丈はやや高、分げつの多少は少、ランナー数は多である。葉色は濃緑、葉の形状は平面、小葉の大きさ及び葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は濃赤、果形は円錘、果実の大きさはやや小、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良、溝は少である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たりの花数は多、花柄の太さは中である。果実の硬さはやや硬、無種子帯は少、そう果の落ち込みは落ち込み小、そう果のアントシアニン着色は淡、そう果数は粗、果実の香りは中である。季性は一季成、開花始期及び成熟期は中、開花位置は葉と同水準、可溶性固形分含量はやや高、酸度は低である。「女峰」と比較して、小葉が小さいこと、そう果のアントシアニンの着色が淡いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(愛媛県大洲市)において、「とちおとめ」に(「章姫」×「女峰」)の選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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