アレギュウムの赫い霍乱(-あかいかくらん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 17:04 UTC 版)
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」の記事における「アレギュウムの赫い霍乱(-あかいかくらん)」の解説
『赫奕たる異端』第4話から最終話にかけてアレギウムで起きた出来事のこと。
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アレギュウムの赫い霍乱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/26 06:05 UTC 版)
「アレギウム」の記事における「アレギュウムの赫い霍乱」の解説
「触れ得ざる者」に関与しない姿勢は、マーティアルにとって正しい選択であり、その姿勢を堅持する限りマーティアルは安泰であった。しかし、32年を経てキリコ・キュービィーが蘇生した際、次期法王候補ヴィアチェフラフ・ダ・モンテウェルズ枢機卿が、彼を殺そうとしたことでマーティアルという組織は、絶対に敵対してはならないキリコと敵対することになってしまう。キリコを宇宙空間の冷凍睡眠から目覚めさせたのは、モンテウェルズではなく、「偶然」そこにいた蘇生業者であったとはいえ、それが結果的に破滅を招いた。 「触れ得ざる者」に「触れ」たことで、アレギウムは32年前に危惧されたとおりの結果を招く。モンテウェルズの創造したかつてのPSに代わる新たな人間兵器「ネクスタント」は、「信仰を守りゆく黄金の脳髄」=補助脳によって高い戦闘能力を実現していたが、力への愛ではなくテクノロジーによって力を得る「異端」的所産であることに変わりはなかった。モンテウェルズは「異端」のそしりを受けても、フィアナという餌で「触れ得ざる者」をアレギウムにおびき寄せネクスタントが「触れ得ざる者」を倒すという大業績でその「罪」を相殺すればよいと考えていたが、結局「触れ得ざる者」に「触れれば我らが火傷を負う」という712代法王テオ八世の忠告を思い知ることになるのは、ヴィアチェフラフ・ダ・モンテウェルズが即位した時であった。 コールドカプセルから目覚め、共にいたフィアナがアレギウムに連れ去られた事を知ったキリコは、フィアナを追ってジアゴノに赴き、そこでATを調達・整備して、アレギウムに突入した。 教団は総力を挙げてキリコを排除しようとし、新法皇モンテウェルズは、異能者キリコを倒して絶対の力を手にしようと目論む。しかし、キリコによって防衛網は次々と破られ、防衛AT隊は壊滅、更に娘である超人兵士ネクスタントとなったテイタニア・ダ・モンテウェルズを差し向けたものの、迎撃を果たせなかったばかりか、信仰の力の象徴とする補助脳まで破壊されてしまった。 キリコはフィアナと再会したものの、彼女に残された2年の寿命は尽き、悲しみを抱いてキリコはアレギウムを去った。そして、「触れ得ざる者」キリコに手を出したことで、アレギウムは何者にも侵されなかった根本聖堂をはじめ各所を蹂躙され、教団の権威を大きく失墜せしめられることとなった。 神官達は、敗北のショックで一時廃人同様になってしまったモンテウェルズに代わり、キリコを教団の代表とすべく呼び寄せようとしたが拒まれ、形だけの新体制を続けることとなった。
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