アルモニーク【アルモニーク】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10584号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | アルモニーク よみ:アルモニーク |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 近藤芳春 | |
品種登録者の住所 | 愛知県安城市姫小川町遠見塚104番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 近藤芳春 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「バレーフラワー チェリーライプ」にオーストラリアから導入した無名実生種を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが淡紫ピンクの地色に濃紫ピンク色のぼかし、ラテラル・セパルが 淡紫ピンクの地色に穏紫ピンク色のぼかし、ペタルが淡紫ピンクの地色に紫ピンク色のぼかしが入る、リップはてい形で黄白の地色に濃紅色の斑点及び覆輪が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は鋭先形及び不等鋭先形、頂点の角度は60~75度度、先端の角度は60~90度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12㎜、長さは50~80㎝、色は緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等鋭形、ペタル正面の形は倒卵形、先端の形は不等切形である。リップ正面の形はてい形、先端の形は切形、周縁の反転は無、波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はドーサル・セパルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502)の地色に濃紫ピンク(同9713)のぼかし、ラテラル・セパルは淡紫ピンク(同9501)の地色に穏紫ピンク(同9712)のぼかし、ペタルは淡紫ピンク(同9501)の地色に紫ピンク(同9711)のぼかしが入る、リップは黄白(同2201)の地色に濃紅(同0109)の斑点及び覆輪が入る。花の香りは弱、開花期は初冬である。「エンザン スプリング インザムード」と比較して、リップ正面の形がてい形であること、リップの地色が黄白で濃紅色の斑点及び覆輪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者の温室(愛知県安城市)において、「バレーフラワー チェリーライプ」にオーストラリアから導入した無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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