アレキサンドルローレンス【アレキサンドルローレンス】(草花類)
登録番号 | 第14373号 | |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | アレキサンドルローレンス よみ:アレキサンドルローレンス | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 7月 13日 | |
品種登録者の名称 | 佐原宏 | |
品種登録者の住所 | 和歌山県有田市千田2041 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐原宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「グランドシティー」に「ユキマイ」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパル及びペタルが黄白の単色、ラテラル・セパルが黄白の地色に鮮赤紫色の点斑、リップ中央裂片は黄白の地色に濃紫ピンク色のぼかしが入る、平咲きの大型種である。株の大きさは大、草姿は横性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、横断面の形はⅣ型、向きは水平、ねじれは無、幅は76~100㎜、長さは20.1~30㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は12.6~2.0㎝、縦径は10.1~12.5㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型である。花色はドーサル・セパルは黄白(JHS カラーチャート2901)の単色、ラテラル・セパルは黄白(同2901)の地色に鮮赤紫(同9507)の点斑が基部に入る、ペタルは黄白(同2901)の単色、リップの中央裂片は黄白(同2901)の地色に濃紫ピンク(同9512)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同2901)の地色に鮮赤紫(同9507)の縞斑及び明黄(同2506)のぼかしが入る。花の香りは無である。「エモーショナルムーン ホワイトイーグル」及び「シグナスルネッサンス」と比較して、リップ中央裂片のぼかしの色が濃紫ピンクであること、側裂片に明黄色のぼかし及び鮮赤紫色の縞斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(和歌山県有田市)において、「グランドシティー」に「ユキマイ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- アレキサンドルローレンスのページへのリンク