アメリカ陸軍航空軍
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アメリカ陸軍航空軍 | |
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創設 | 1941年6月20日 - 1947年9月17日 |
国籍 | ![]() |
軍種 | ![]() |
タイプ | 陸軍航空隊 |
任務 | 航空戦 |
上級部隊 | アメリカ陸軍 |
主な戦歴 | 第二次世界大戦 |
アメリカ陸軍航空軍(United States Army Air Forces, USAAF)は、かつて存在したアメリカ陸軍の部門。アメリカ空軍の前身である。第二次世界大戦中の1941年に陸軍地上軍と同格の部門として設置され、1942年にはアメリカ陸軍航空隊(US Army Air Corps)を統合した。終戦後の1947年には、独立の軍種たるアメリカ空軍へ改組された。 アメリカ陸空軍とも訳される。
概要
航空機の性能の向上および1939年の第二次世界大戦の勃発に伴い、陸軍航空隊では航空兵力の整備・増強が行われていた。1941年6月20日、陸軍省は陸軍の航空部門として陸軍航空軍(Army Air Forces)を設置した。これは陸軍地上軍と同等の地位を有する部門と位置づけられていた。航空軍は陸軍参謀総長の指揮下で陸軍の有する全ての航空戦力を運用し、これにより従来よりも独立性の高い航空作戦を展開することが可能となった[1]。1942年3月9日には大統領令9082号の元、航空軍と航空隊の正式な統合が行われた[2]。以後、「航空隊」(Army Air Corps)という言葉は歩兵などと同様に陸軍における兵科の名として扱われることになる。
初代指揮官は1938年から航空隊総監(Chief of Air Corps)を務めていたヘンリー・アーノルド少将である。彼は航空軍設置後の1941年6月30日より航空軍総監(Chief of the Army Air Forces)となり、さらに1942年の航空隊統合後には航空軍司令官(Commanding general of Army Air Forces)と職名が改められている[3]。
1941年12月、真珠湾攻撃を受けてアメリカ合衆国は第二次世界大戦に参戦し、これによって航空軍の増強も加速していった。その後も規模拡大が続き、ピーク時には約8万機の航空機と約240万人の兵員を有したという。第二次世界大戦中に航空軍が遂行した作戦は230万件以上になるという[1]。終戦後、動員解除により規模は大幅に縮小された。
アーノルドは1946年に退役し、カール・スパーツが後任の航空軍司令官となった。1947年9月18日、航空軍は陸軍より独立し、これを以って独立軍種たるアメリカ空軍が設置された。スパーツは初代空軍参謀総長に就任した。
なお、航空軍の戦力は大部分が空軍へ移管されたが、少数の観測機等は引き続き陸軍の元に残された[1]。
1983年以降、アメリカ陸軍の有する航空戦力は陸軍飛行部(Army Aviation Branch)によって運用されている。
脚注
- ^ a b c “Army Air Forces - United States Army Aviation”. Army.mil. 2015年6月22日閲覧。
- ^ “Franklin D. Roosevelt: Executive Order 9082 Reorganizing the Army and the War Department”. American Presidency Project. 2015年6月22日閲覧。
- ^ “GENERAL HENRY H. ARNOLD”. Af.mil. 2015年6月22日閲覧。
参考文献
- About the Air Force: History - airforce.com
アメリカ陸空軍
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「凱歌の号砲 エアランドフォース」の記事における「アメリカ陸空軍」の解説
支配エリアは中部。 強力な陸上、航空ユニットが存在する。ただし、海上ユニットが輸送艦だけと厳しく、コストもかなり高い。 F-22 対空/対地対艦武装交換可能。移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。先に攻撃できる。 F-15 対空/対地対艦武装交換可能。移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。 F-16 対空/対地対艦武装交換可能。移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。 F-111 移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。 F-117 移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。先に攻撃できる。夜間に攻撃力が低下しない。敵に隣接しても移動できる。 A-10 移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。 B-2 AH-64 敵を全滅させた場合、再行動可能(移動力は回復しない)。 RAH-66 先に攻撃できる。 UH-60 占領可能。 M1A1 夜間に攻撃力が低下しない。 ADATS 戦車に対して攻撃力50%UP。 MLRS 2-6マスの遠距離対地攻撃が可能(移動直後は攻撃不可)。目標に隣接する敵も同時攻撃。 M109A6 1-4マスの遠距離対地攻撃が可能。 サージェントヨーク ヘリに対して攻撃力50%UP。 アヴェンジャー 夜間に攻撃力が低下しない。敵に隣接しても移動できる。 ペイトリオット 1-7マスの遠距離対空攻撃が可能(移動直後は攻撃不可)。夜間に攻撃力が低下しない。 M2 占領可能。 歩兵 占領可能。占領速度が速い。防御時に地形の防御効果が高い。 輸送艦 陸上兵器を6つ搭載可能。港(敵/中立の港でも可)で陸上兵器の積み下ろし可能。
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