アミロペクチンとは? わかりやすく解説

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アミロペクチン【amylopectin】

読み方:あみろぺくちん

でんぷん粒を構成する主成分の一。グルコースの鎖が複雑に分枝結合したもの。もち米には特に多く含まれ沃素加えると赤紫色となる。


アミロペクチン


アミロペクチン(あみろぺくちん)

グルコース枝わかれした鎖状つながった高分子化合物で、アミローストとともに澱粉構成している。日本産粳米うるちまい)では澱粉の約80%、糯米もちまい)では澱粉のすべてがアミロペクチンである。

アミロペクチン

澱粉ブドウ糖直鎖から分枝しているもの。もち米澱粉はアミノペクチンのみでこれに対してうるち米はアミノペクチンが約80%、アミロ-ス20%である。もち米うるち米性質異な要因である。

アミロペクチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 04:50 UTC 版)

アミロペクチンamylopectin)は、多数のα-グルコース分子がグリコシド結合(α1-4結合及びα1-6結合)によって重合し、枝分かれの多い構造になった高分子である。枝分かれから枝分かれまでの長さは、グルコース約20個分である(平均でグルコース残基約25個に1個の割合で分枝構造をもつ。直鎖部分の長さは 18 - 24 残基、分岐間は 5 - 8 残基の間隔がある)。




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