アニメ版 「正直じいさん」号一行(アルセス暗殺以後)
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「タイタニア」の記事における「アニメ版 「正直じいさん」号一行(アルセス暗殺以後)」の解説
アルセスを暗殺したため「正直じいさん」号のメンバーは、タイタニアに追われる立場になっていた。ドクター・リー個人はファン・ヒューリックのウォッチのため残ったものの、彼の率いる13隻の武装商船とは別れ、「正直じいさん」号だけで逃亡生活を送っていた。タイタニアに追われる立場になったものの、「正直じいさん」号の面々は反タイタニア運動をする気になれないでいた。特にファン・ヒューリックがその考えが強く、「正直じいさん」号から逃げ出してしまう。惑星カサビアンカを訪れたヒューリックはエウリヤで会った少女カレンと再会し、彼女との触れ合いの中で元気を取り戻し、また「正直じいさん」号に戻ってくる。 反タイタニア運動をするわけでもなく、ただ逃亡生活を送っていたが、「正直じいさん」号が惑星エスタールに着いた頃にはパンを奪い合うほど財政事情は逼迫していた。エスタールで自分に多額の賞金がかけられていることを知ると、その賞金目当てにエスタールのタイタニア領事館にファン・ヒューリックが自ら逮捕されに行く。しかし作戦は失敗し、ヒューリックは監獄衛星クロノスへ収容される。その後、ドクター・リーの計略やマフディーらの奮闘でヒューリックの救出作戦に成功し、バルガシュへと逃げ込む。「正直じいさん」号一行は、逃げていてもしかたないと考え、反タイタニア運動を本格的に開始する。その第一歩として、バルガシュの反タイタニア組織と流星旗軍へ接触することを決める。 ヒューリック自らが出向き、バルガシュでも有数の勢力を誇るイブン・カシム率いる反タイタニア組織と酒場で接触した時、タイタニアの憲兵に発見される。上手く酒場から逃げ出し、彼らの本拠地である砂漠の洞窟に逃げ込むが、そこもザーリッシュ艦隊旗下の特務艦に発見されてしまう。特務艦との戦闘となるが、ヒューリックの名に呼応したバルガシュの流星旗軍と「正直じいさん」号の救援のおかげで何とか助かるが、その代償として「正直じいさん」号を失うことになる。 ヒューリックを探すため、辺境の宇宙を徘徊していたザーリッシュの下にバルガシュに派遣した特務艦からヒューリック発見の報がもたらされる。それを聞いたザーリッシュは、惑星バルガシュに急行、政府の許可もとらずに惑星におりる。ザーリッシュが強行に惑星に大艦隊を降ろしたことに警告を与えるため、バルガシュ政府より船が派遣される。ザーリッシュはその警告を無視し、威嚇射撃を行って追い払ってしまう。そして大艦隊で反タイタニア組織の本拠地である砂漠の洞窟を包囲する。
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