アテネ五輪男子マラソンに乱入
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「ニール・ホラン」の記事における「アテネ五輪男子マラソンに乱入」の解説
2004年8月29日、ホランはアテネオリンピック男子マラソン36km地点で沿道からコースに乱入し、トップを走っていたブラジルのバンデルレイ・デ・リマに抱きつき歩道に押し出してストップさせるという前代未聞のハプニングを起こした。(その後、デ・リマは約15秒のタイムロスを負ってレースに復帰したが大きくペースを乱し、ステファノ・バルディーニら2人に抜かれ3位に後退、結局銅メダルを獲得した。)拘束後の取り調べに対しホランは、「キリストの再臨に備えて(デ・リマを)捕まえた」などと意味不明な供述をしたといわれる。ホランは翌30日、ギリシャの裁判所で執行猶予付きの禁錮1年と罰金3000ユーロの判決を受けた。 2005年1月20日、カトリック教会はホランを聖職停止にした。 ホランは競馬のダービー、テニスのウィンブルドン選手権、クリケットやラグビーの試合でも過去に乱入騒ぎを起こしている。
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