アテネ五輪女子マラソン・金メダル獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 07:40 UTC 版)
「野口みずき」の記事における「アテネ五輪女子マラソン・金メダル獲得」の解説
2004年8月22日(日本時間23日)、アテネオリンピックの女子マラソンは、気温30度を超える酷暑の中でのレースとなった。25km付近で野口がロングスパートを仕掛けると、優勝候補の世界記録保持者ポーラ・ラドクリフやヌデレバらの強豪選手達が遅れ始めた。28km過ぎではただ一人ついていたエルフェネッシュ・アレムもついていけずに後退し、野口の独走となった。後半の32km辺りからゴールまで約10km続く下り坂に入ると、一旦遅れたヌデレバが追い上げて2位に上がり、ゴールに向け野口との距離を詰めるが、12秒の差で野口が逃げ切って優勝。シドニー五輪の高橋尚子に続き、日本に2大会連続のオリンピック女子マラソン金メダルをもたらした。記録は2時間26分20秒(土佐礼子は5位、坂本直子も7位で、日本勢は3選手とも入賞を果たした)。
※この「アテネ五輪女子マラソン・金メダル獲得」の解説は、「野口みずき」の解説の一部です。
「アテネ五輪女子マラソン・金メダル獲得」を含む「野口みずき」の記事については、「野口みずき」の概要を参照ください。
- アテネ五輪女子マラソン・金メダル獲得のページへのリンク