アジアの競馬場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 06:19 UTC 版)
アジアでは日本以外には、韓国・中国・香港・フィリピン・マレーシア・シンガポール・タイ・インド・UAEなどで競馬が開催されている。この内、韓国では日本産のサラブレッドも少なからず見られ、また日本からは種牡馬なども輸出されている。シンガポールでは日本人調教師が活動している。 2001年から北京の特区で開催されている競馬場は香港資本によるものと言われており、ギャンブル自由化の暁には競走馬の供給地とするべく建設されていたものである。同競馬場は北京五輪の馬術競技の会場として利用される予定であったが、検疫などの事情により香港の沙田競馬場で開催された。 韓国済州島の済州競馬場で行われている競馬は、固有種であるチョランマル(済州ポニー)種の保存・維持もその大きな目的としている。 なお台湾には、日本の植民地時代には、台北や台中など各地に競馬場が存在していた。なかでも、北投にあった台北競馬場は、1939年11月26日に当時の最新設備を備えて開場し、規模も日本の競馬場に劣らなかったが、敗戦による中華民国への返還後に廃止された。跡地の大半は、現在「国防大学政治作戦学校」となっているが、杏林二路付近の地形に、当時の馬場の名残を見る事が出来る。 カザフスタンの新競馬場は、2013年よりJRAの関連団体が馬場設計などの支援を行った。
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