アクタイオン・プロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 16:08 UTC 版)
「地球連合軍の機動兵器」の記事における「アクタイオン・プロジェクト」の解説
地球連合軍第81独立機動群ファントムペインがアクタイオン・インダストリー社を中心とした複数企業の技術協力を受け推進したエースパイロット用カスタムMS開発計画―通称「アクタイオン・プロジェクト」の成果の1つとして生み出された機体群。 C.E.72年に締結されたユニウス条約は、地球連合・ZAFT双方のMS開発に多大なる影響を与えた。具体的には、ニュートロンジャマーキャンセラーの軍事目的への使用禁止及び国力に応じた軍備の制限などである。核動力を装備した新型機の開発・配備を行おうとしていたファントムペインも、地球連合軍の一部である以上、この条約からは逃れられず、方針転換を余儀なくされた。その結果、エースパイロット専用の高性能MSを開発する計画「アクタイオン・プロジェクト」が発足した。 アクタイオン・プロジェクトにおいては、豊富な運用データが有り、当時の最先端技術を用いて開発されていた初期GAT-Xシリーズが選択された。計画の概要として、まずヘリオポリス製Gの設計データを元にそのまま5機のGを建造、そしてこれらの機体を部隊内で特に素養の高いパイロットに与え、度重なる運用試験(実戦含む)を行った。量子コンピュータにより高度なシミュレーションが可能となっているC.E.の年代において、あえてパイロットを搭乗させた運用試験を実施したのは、より実戦的なデータを取る事を重要視したためとされている。この一連の流れで改装された機体がストライクノワール、ヴェルデバスター、ブルデュエル、ロッソイージス、ネロブリッツとなる。 その後の外伝作品『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R』においては、作中の登場人物である。ヴァレリオ・ヴァレリが計画を半ば私物化して極秘製造させた機体として、オーブ製のプロトアストレイや、カラミティなどの第2期GAT-Xシリーズの改装機が作られている。 プロジェクト機 第1期GAT-X系GAT-X1022 ブルデュエル GAT-X103AP ヴェルデバスター GAT-X105E ストライクEGAT-X105E+AQM/E-X09S ストライクノワール GAT-X207SR ネロブリッツ GAT-X303AA ロッソイージス 第2期GAT-X系GAT-X131B ブラウカラミティ GAT-X252R ロートフォビドゥン GAT-X370G ゲルプレイダー アストレイ系MBF-P0X アストレイノワール MBF-P02VV ターンレッド
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