アカデミー賞問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 16:44 UTC 版)
「バリー・フィッツジェラルド」の記事における「アカデミー賞問題」の解説
『我が道を往く』の老神父で第17回アカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞に同時にノミネートされ、話題になった。この役柄は主演なのか助演なのかという問題があったからである。当時のアカデミー賞の規約には「助演者は、助演賞と主演賞の両方にノミネート出来る」とあり、あり得ないことではなかった。しかも主演男優賞には同じ映画に出演したビング・クロスビーもノミネートされてしまったため、配給権のあるパラマウントはスターとして格段の差のあるクロスビーを主演、フィッツジェラルドは助演ということで調整、フィッツジェラルドは助演男優賞を受賞した。その後、アカデミー賞は規約を「主演の俳優は主演賞にのみノミネート出来る」と改めた。 その後、ゴルフの練習中に自宅で、この騒ぎで手に入れたオスカー像を誤って打ってしまい破損する。当時のオスカー像は戦時中で石膏製だった。
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アカデミー賞問題
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「プライスウォーターハウスクーパース」の記事における「アカデミー賞問題」の解説
1935年にプライス・ウォーターハウスが映画芸術科学アカデミーから依頼を受けて以来、長きにわたりPwCはアカデミー賞の投票集計業務を請け負っている。秘匿性を担保するため、集計作業は意図的に手作業で行い、またプレゼンターが壇上で受賞者の名前が記された封筒を開封するまで、受賞者の名前を知っているのはPwCのパートナー2人だけとなるよう、集計の作業工程を工夫している。しかし、2017年の第89回アカデミー賞では、PwCの担当者が、作品賞は『ムーンライト』に贈られると書かれた正しい封筒ではなく、『ラ・ラ・ランド』に贈られると書かれた予備用の封筒を誤って司会者に渡してしまい、『ラ・ラ・ランド』が作品賞であると誤って発表される混乱を生んだ。
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