や‐は

デジタル大辞泉

やは

［係助］《係助詞「や」＋係助詞「は」から》名詞、活用語の連用形・終止形、副詞・助詞などに付く。

１ 反語を表す。…だろうか（いや、そうではない）。

「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香—隠るる」〈古今・春上〉

２ 疑問を表す。…（だろう）か。

「ほととぎす声も聞こえず山びこはほかに鳴く音(ね)をこたへ—せぬ」〈古今・夏〉

３ （「やは…ぬ」の形で）勧誘・願望を表す。…しないか。…しないかなあ。…してくれればいいのに。

「ここに—立たせ給はぬ（＝オ立チニナリマセンカ）」〈源・葵〉

[補説] 12は文中でも文末でも用いるが、文中にある場合、文末の活用語は連体形で結ばれる。→かは →や

隠語大辞典

やは

1. 洋服陰嚢。（ポケツト）。〔第二類　人物風俗〕
2. ポケツトのことを云ふ。
3. ポケットのこと。

やは

読み方：やば

1. 巡査ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・長野県〕

分類 長野県

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「やは」の例文・使い方・用例・文例

• 男の子はやはり男の子だ
• 「いま音声認識パソコンが出ているよ」「いやはや長生きはするもんだね」
• やはり彼女の言うことは正しいだろうと彼は思った
• リンダの話はちょっと退屈なことがある．それでもやはり，彼女はとてもすてきだ
• やはり経験がものを言います
• やはり女性のお客さまが多い
• やはり専用のツールを使うべし
• それがやはり気にかかる
• やはり２１日の可能性が高い
• 彼の方が、やはり子供に見える
• 彼がやはりこの人の力を借ります
• やはり、学校ならびに地域の皆様の協力が不可欠です
• いやはや！ここは寒いなあ！
• それでもやはり芸術は嫌いだ。
• おやはようございます。私は仕事に遅刻です。
• 彼はやはり自分のやり方を貫いたと私は思う。
• あのね、どんなに上手な弁解をしても、弁解はやはり弁解です。
• この会社はやはりどこかおかしい。
• 昨日と同じく、やはりネイティブの英語を聞き取るのは難しかった。
• やはり自分で採ったものは美味しいな。