みつひかり3001【ミツヒカリ3001】(食用作物)
登録番号 | 第13635号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | みつひかり3001 よみ:ミツヒカリ3001 | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 三井化学株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区東新橋一丁目5番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中村淳、行宗敬人、多田雄一、松村健史、佐野孝夫、坂井洋士、佐本四郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「MHA25」を母系、「NR2」を父系とする交雑品種であり、育成地(茨城県稲敷郡東町)における成熟期は中生の晩、穂長が長、耐倒伏性が極強の水稲、粳種である。草型は偏穂重、稈長は中、稈の細太は太、剛柔は剛、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長は長、穂数は少、粒着密度はやや密、穂軸の抽出度は極短、穂型は紡錘状、穎毛の有無と多少は無、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄、フェノール反応は無である。芒の有無と多少は稀、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形はやや細長、大小はやや大、粒色は淡褐、色沢は淡、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は上の下、光沢は良、香りは無、腹白の多少は少、胴割の多少は極少、食味は上の下である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期は中生の早、成熟期は中生の晩、穂揃日数は長、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は極強、脱粒性は難、収量は極多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,iである。アミロース含量及び蛋白質含量は中である。「コシヒカリ」と比較して、穂長が長いこと、耐倒伏性が強いこと等で、「みつひかり2005」と比較して、稈長が短いこと、精玄米千粒重が大きいこと、出穂期及び成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「MHB25」を維持系統とする細胞質雄性不稔系統「MHA25」を母系とし、「NR2」を父系とする交雑品種であり、平成9年に出願者のほ場(千葉県茂原市)において交配組み合わせ検定試験を実施し、11年から生産力検定試験及び特性検定試験を出願者のほ場(13年以降は茨城県稲敷郡東町)で行い、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
このページでは「品種登録データベース」からみつひかり3001を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からみつひかり3001を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からみつひかり3001を検索
Weblioに収録されているすべての辞書からみつひかり3001を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からみつひかり3001を検索
- みつひかり3001のページへのリンク