みつたろう【ミツタロウ】(食用作物)
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登録番号 | 第5007号 |
登録年月日 | 1996年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | みつたろう よみ:ミツタロウ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 23日 | |
品種登録者の名称 | 三井化学株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岡正明 松村健史 根岸とも子 佐野孝夫 中村淳 澤田倫平 新井直哉 藤村達人 土屋猛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「しなのさきがけ」に「あきたこまち」を交配した雑種第1代をやく培養して得られた植物体から選抜,育成された固定品種であり,育成地(千葉県茂原市)における成熟期は早生の晩,穂数はやや多,やや多収の水稲,粳種である。 草型は中間型,稈長,稈の細太,剛柔及び止葉の直立の程度は中,葉身の色及び葉鞘の色は緑である。穂長は中,穂数はやや多,粒着密度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は稀である。玄米の形は中,玄米の大小及び精玄米千粒重はやや小,見かけの品質は上の下,光沢は良である。出穂期は早生の早,成熟期は早生の晩,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は中,脱粒性は難,収量はやや多である。 「あきたこまち」と比較して,穂長が長いこと,精玄米千粒重が小さいこと等で区別性が認められる.。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の研究所(千葉県茂原市)において,平成元年に「しなのさきがけ」に「あきたこまち」を交配し,その雑種第1代をやく培養して固定した系統の中から選抜,育成された固定品種である。5年から生産力検定試験を行って,その特性が安定していることを確認して育成を完了した。5年は,やく培養第5代である。 |
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