ほかの注射薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 08:52 UTC 版)
日本で過去に承認されていた注射剤として以下があったが、全て製造中止となっている。1980年代に効能を表示するための再審査が求められていた ザウエルプラセンタ - 適応症は胃・十二指腸潰。牛胎盤が原料。北陸製薬。 PLP - 適応症は胃・十二指腸潰。ゼリア新薬工業。 インタセリン (Intacelline) - 適応症は急性歯肉炎、辺縁性歯周炎、胃・十二指腸潰。Placenta Lucchini という名称もあり、非加熱製剤。東菱薬品工業が輸入販売。原材料の確保ができず販売中止となった。 日本国外の製品 JBP プラモン (JBP Plamon) - 韓国製で、韓国食品医薬品安全処は医薬品規格上でメルスモンと同一だと認定している。日本で使用した論文報告がある。 JBP キュラセン (JBP Curacen) - 日本国外で美容の適応症がある。低分子化されている。 Placenta Lucchini - インタセリンの輸入元スイスでの商品名。Lucchiniが製造。 PLACENTREX - Albert Davidが製造。 メルスモンとラエンネック以外の輸入を含むプラセンタ製剤も使用されているが、それらの製造や流通についての詳細は分かっていないことが多い。 美容外科、形成外科、歯科でも使用されることがある。適応症がない場合には自由診療(自費診療)となり注射1回の費用はおよそ1000円から2000円となり、美容目的の保険適応を持つ注射剤はないので、ラエンネックでもメルスモンでもそれほど違いはないという意見もある。歯科ではサプリメントを選択するかでも分かれる。
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