ほかのアーティストとの活動
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「バーニー・トーピン」の記事における「ほかのアーティストとの活動」の解説
エルトン・ジョンに向けた作詞に加え、トーピンはほかのアーティストにも歌詞を提供している。例えば、スターシップの「シスコはロック・シティ」、ハートの「ジーズ・ドリームス」(いずれもマーティン・ペイジとの共作)などである。1978年には、アリス・クーパーとの共作でアルバム『閉ざされた世界』を発表した。 シンガーソングライター、デイビット・アクレスのアルバム『アメリカン・ゴシック』では、プロデュースも担当している。1972年リリースの本作は、売り上げは芳しくなかったものの、英米の批評家からは高い評価を受けている。特に、イギリス人批評家のデレク・ジュエルは、『サンデー・タイムズ』誌に対して「フォーク界のサージェント・ペパーズ」と評している。アクレスは4枚のアルバムをリリースしているが、イギリスで収録されたのは本作のみとなっている。トーピンとアクレスの出会いは、ロサンゼルスにおけるエルトンのアメリカデビューの際、ヘッドライナーとしてアクレスが共に選ばれたのがきっかけである。また、写真家のゲイリー・バーンスタインとは、書籍『Burning Cold』を書いている。1980年代後半から90年代前半には、世界各国のアーティストとの共作が多いフランス系アメリカ人のミュージシャン、ジョスカン・デ・プレと少なくとも13曲を収録している。 2002年、ウィリー・ネルソンが自身のアルバム『ザ・グレート・ディバイド』でキッド・ロックと収録した曲「Last Stand in Open Country」は、トーピンの所属していたバンド、ファーム・ドッグスのファーストアルバムに収められていたものだった。ネルソンはほかにも、「This Face」と「Mendocino County Line」というトーピンの曲を収録している。後者はネルソンとリー・アン・ウォマックのデュエット曲として、ビデオ制作、シングルカットが行われており、2003年のグラミー賞では、カントリー音楽のベストヴォーカルコラボレーションを受賞している。2004年には、コートニー・ラブのソロデビュー作『アメリカズ・スウィートハート』において、「Uncool」を共作した。さらに、2005年には、ブライアン・ウィルソンのアルバム『ホワット・アイ・リアリー・ウォント・フォー・クリスマス』で、表題曲を共作している。翌年2006年、映画『ブロークバック・マウンテン』より、アルゼンチンプロデューサーとグスターボ・サンタオラヤが作曲し、トーピンが作詞を担当した「A Love That Will Never Grow Old」がゴールデングローブ賞を受賞した。
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