べにあたご【ベニアタゴ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7089号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | べにあたご よみ:ベニアタゴ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 18日 | |
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市三の丸1丁目5番38号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 浅野伸幸、鈴木雅人、中原正一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「とよのか」に「女峰×秀紅」の選抜系統を交配して育成されたも のであり,草勢がかなり強く,果形が球円錘で,開花始期及び成熟期がかなり早い 促成栽培向きの品種である。草姿は立性,草勢はかなり強,草丈はかなり高,分げつの多少は中,ランナー数 はかなり多である。葉色は緑,葉の形状は平面,葉数は中,葉柄の太さは太,葉柄 長はかなり長である。果皮の色は鮮赤,果形は球円錘,果実の大きさはやや大,果 肉色は鮮紅,果心の色は淡赤,果実の光沢はかなり良である。花の大きさは中,花 弁の色は白,花房当たりの花数は少,花柄の太さは太,花柄長は極長である。果実 の硬さは中,無種子帯は少,そう果の落ち込みは落ち込み小,そう果数はやや粗, へた離れの難易はやや難,果実の香りは少である。季性は一季成,開花始期及び成 熟期はかなり早,開花位置は葉より上,可溶性固形分含量は高,酸度は中である。「女峰」と比較して,果形が球円錐であること,花房当たりの花数が少ないこと, 開花始期及び成熟期が早いこと等で,「とよのか」と比較して,草姿が立性である こと,果形が球円錐であること,花柄長が長いこと,開花始期及び成熟期が早いこ と等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に茨城県農業総合センター園芸研究所(茨城県岩間町)に おいて,「とよのか」に「女峰×秀紅」の選抜系統を交配し,その実生の中から選 抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定している のを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「はやみのり」であった。 |
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