ぶら‐さがり【ぶら下がり】
ぶら下がり
ぶら下がり(ぶらさがり)
内閣記者会に所属する記者による首相(内閣総理大臣)への取材活動として、通常は首相官邸などで毎日行われている。歴代首相は、官邸や国会などの移動中に歩きながら記者団の質問に答えていたことから、このような取材は「ぶら下がり」と呼ばれるようになった。
小泉内閣になってからは1日2回のぶら下がりを受けるようになり、テレビカメラを入れないで正午頃に受けるぶら下がりのほか、執務を終えて官邸を出る夕方にはテレビカメラの前で立ち止まって質問を受けている。
その姿がメディアを通じて放送されることで、起こったばかりの事件にワンフレーズで応じるなど高い支持率を維持してきた面がある。
小泉首相は「同じ質問ばかりだから、2回は無意味」として、7月からのぶら下がりを1日1回に減らした。
(2006.09.19掲載)
ぶら下がり
(ぶらさがり から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 09:16 UTC 版)
ぶら下がり(ぶらさがり)とは、記者が取材対象者を取り囲んで行う取材形式のこと。ぶら下がり取材(ぶらさがりしゅざい)ともいう。 これは政治、スポーツ、芸能だけでなく、企業やPRの場合でも行われるものである。会見場やホテルなどを使って記者たちが取材する通常の記者会見とは区別される。
- ^ 内閣府防災情報 Archived 2011年3月22日, at the Wayback Machine.
- ^ 朝日新聞 2011年09月29日[要ページ番号]
- ^ 野田首相に懸念される「発信力の弱さ」はぶら下がり取材拒否のせいではない 田中秀征 政権ウォッチ107回
- 1 ぶら下がりとは
- 2 ぶら下がりの概要
- 3 関連項目
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