にくとは? わかりやすく解説

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にく 【肉】

宗教では霊と肉のことが問題となる。カトリックではイエス生誕を「受肉」という。パウロヨハネは、人々が肉の思い・肉の欲を捨てて神の愛求めて霊の救いを得るように、と説いた仏教では色心不二といって、肉(色)と心(霊)は不二一体だと説く色心互融とも)。動物の肉食することに関しては、ヒンドゥー教徒のように非暴力精神、または牛の崇拝から、菜食主義民族もいる。イスラム世界で豚を食べることがタブーなのは、周知のとおり。キリスト教成立初期肉食忌避傾向強く、とくにカタリ派現世を悪と見、その象徴である肉を食するのを拒んだ。だが現在では肉食容認が多い。小乗仏教では乞食生活だから、肉の供養があれば食べるが、三種浄肉といって自分のために殺されたのを見てないもの、自分のために殺されたと聞いてないもの、以上のような疑いのないものの、見・聞・疑なき三種限られた大乗仏教では慈悲精神により肉食避けようになったが、日本では明治政府が僧に肉食勝手の許可出している。


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