でわひかり【デワヒカリ】(食用作物)
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登録番号 | 第5065号 |
登録年月日 | 1996年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | でわひかり よみ:デワヒカリ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 嶽石進 畠山俊彦 眞崎聡 加藤武光 嶋貫和夫 池田直美 松本眞一 島田孝之助 田口光雄 山本寅雄 鎌田易尾 沼澤和紀 工藤三之 福田兼四郎 斎藤正一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「庄内32号」(後の「はなの舞い」)に「奥羽 302号」を交配して育成された固定品種であり,育成地(秋田県秋田市)における成熟期は早生の早,稈長及び穂長は短,耐倒伏性が強く,やや多収の水稲,粳種である。 草型は穂数型,稈長は短,稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度はやや立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は短,穂数はやや多,粒着密度及び穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は少である。玄米の形及び大小は中,精玄米千粒重はやや小,玄米の見かけの品質は上の下,光沢はやや良,食味は上の下である。出穂期及び成熟期は早生の早,障害型耐冷性は中,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は強,収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i ,穂いもち及び葉いもち圃場抵抗性は中である。 「たかねみのり」と比較して,草型が穂数型であること,稈長及び穂長が短いこと等で,「キヨニシキ」と比較して,草型が穂数型であること,稈長及び穂長が短いこと,穂数が多いこと,出穂期及び成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,秋田県農業試験場(秋田市)において,昭和57年に「庄内32号」(後の「はなの舞い」)に「奥羽 302号」を交配し,59年に雑種第3代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。61年から生産力検定試験を行い,その特性を確認して育成を完了した。平成5年は雑種第12代である。 なお,出願時の名称は「秋田51号」であった。 |
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